性犯罪・性加害②
※性犯罪について少しずつお話します。
いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。
性犯罪加害者の中には、
「やめたくても、やめられなくなっていた」
「バレた時、これでやっとやめられるとホッとした」
などお話しされる方がいます。
どこかで聞いたことある発言だなぁ…と思いませんか。
そうです、
薬物依存の方もよくこのような発言をされます。
薬物依存に関しては、
芸能人やスポーツ選手など有名人が薬物関連の事件で逮捕された時、
違法薬物の恐ろしさをよく表す代表例のように、この発言が紹介されることがあります。
やめたくても、やめられない。
やめないといけないと分かっているのに、やめられない。
もうこれでやめようと思ったのに、やめられなかった。
性犯罪・性加害・性的逸脱行為などは
薬物依存と同様に依存してしまう場合もあり、
「行為依存」といわれています。
繰り返してしまう理由を
「意思が弱いから」「反省が足りないから」など精神論ばかりで捉えると、
依存からの回復・再犯の防止を遠ざけてしまいかねません。
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再犯防止が重要であることは言うまでもありません。
精神論ではないなら、どうすればいいのか・・・
“例外” を見つけましょう。
「〇〇な時に性犯罪をしてしまいがちだった。でも▲▲な時は性犯罪のことを考えもしてない。」「性加害をする時はいつも〇〇。でも▲▲だったら性加害したいなんて全然思わないかも。」など、
“例外の発見”(▲▲の部分をみつける、▲▲に気づく)をしてみましょう。
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“例外の発見”ひとりでできますか?
家族と、恋人と、友人と、この話をできますか?
専門家を頼りましょう。
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大阪駅・梅田駅徒歩10分、地下鉄中津駅すぐ
大阪中津臨床心理カウンセリング
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