怒りの底にあるもの
「悲しい」が味わえなかったら、
それは「怒り」になることがあります。
ひとから嫌なことをされて、悲しかった。
心をズタズタにされた。
でもその「悲しかった」という気持ちを誰も受け止めてくれなかった。
悲しむなんて、弱くて情けなく思えて、そんな自分が嫌で、
悲しんでいることを否定して、自分でも「悲しい」を受け止めなかった。
そうすると「覚えとけよ?」になっていく。
「覚えとけよ?」つまり、仕返しの発想です。
自分をこんな目に遭わせた相手なんだから、
同じかそれ以上のことをして、ズッタズタにしてやる、
という仕返しの考えを持ち始めると
攻撃的な言動がどんどん増えていく可能性があります。
でも、仕返しって、
できたとしても気持ちは全然晴れませんよねえ。
すごく腹が立つ!怒りが大爆発!
気持ちがものすごく荒れ狂っている!
という時、
その怒りの底には
「悲しい」があるのではないでしょうか。
「ごめんねって言ってくれたらいいのに」
「私の大変さをわかってほしい」
「こんなに頑張っているんだから認めてほしい」
「一言、つらかったねって言ってほしかった」
「我慢しろじゃなくて、一緒に泣いてほしかった」
「・・・誰もわかってくれなくて、悲しい」
一人で「悲しい」を味わうのは、
苦しくて辛くて逃げたくなるものです。
すごく勇気がいるかもしれません。
一人で「悲しい」を背負い込むのは、とっても重たいです。
「悲しい」をなかったことにしようとするのは、不健康です。
カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)は、
あなたが安心安全に「悲しい」を味わえるよう
心理的なサポートをします。
何かいつも無性に腹が立って仕方ない方
周りに当たり散らしてしまって後で自己嫌悪に陥る方
ついつい攻撃的な言動をしてしまう方
一度カウンセリングを頼ってみるという方法も選択肢の一つに、ぜひ。
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大阪駅・梅田駅徒歩10分、地下鉄中津駅すぐ
大阪中津臨床心理カウンセリング
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