心理士は今日も自己研鑽
臨床心理士は、5年更新制の資格です。
資格更新にはポイントが必要で、
研修を受けたり学会発表をしたりと
Aカテゴリーで○ポイント以上、Bカテゴリーでは○ポイント以上など
けっこう細かく厳しく更新の条件が定められています。
あなたの街にも
あくせくポイント集めをしている人がいたら
それは立派な臨床心理士!・・・かもしれません(?!)
* * *
私も、この更新制度に翻弄されている立派な臨床心理士の一人です。
毎年「あと○ポイントGETしなくちゃ」
「おっと、このカテゴリーはポイント集め過ぎちゃったゼ!」なんて
一生懸命、こまやかに数えながら汗かいてます。
平日は働いて、週末は研修に足繁く通い、
日中は働いて、夜中に文献を読み漁る・・・
まさに「自己研鑽してるぅ!!!」と酔いそうになる瞬間もあります。
でも、これでこそ臨床心理士。
公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会のホームページや
定期的に配布されるありがたいお手紙、冊子には、
ほとんど必ず「自己研鑽」という言葉が出てきます。
高度専門職業人として、自らの専門資質の維持・発展のためには
自己研鑽がきわめて重要、と事あるごとに耳元で囁かれている気分です。
ポイントを集めないと資格更新が出来ない、だから研修に行く、
・・・というのも、私が研修を受ける理由の一つだと認めますが、
それ以上に、この更新制度には非常に重要な意義があると感じます。
臨床心理士歴を何年重ねても、
どれだけ多くのクライアント様にお会いしてきたとしても、
過信することなく、手を抜くことなく、
見聞を広め、知識を深め、謙虚に我が身を振り返り、たまにちょっと立ち止まる。
自分自身をメンテナンスして、明日も誠実にクライアント様に会う。
こうやって、臨床心理士は自己研鑽し続けています。
今後、「こんな研修に行ってきました〜」という話も
語りたいと思います。(疲れ果てて寝てしまったら語りません、、)
参照:
公益財団法人 日本臨床心理士資格認定協会「臨床心理士の専門業務」
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大阪駅・梅田駅徒歩10分、地下鉄中津駅すぐ
大阪中津臨床心理カウンセリング
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