ぽんぽん飛びだせオノマトペ!①
会話の8割がオノマトペ!
オノマトペ大好き心理士が
ぼちぼちお届けする
ぽんぽん飛びだせオノマトペ!第1回目です。
ふわふわっとお付き合いください。
♪ ♪ ♪
オノマトペとは…
たとえば
「ぼちぼち」「ぽんぽん」「ふわふわ」
「わんわん」「ガシャガシャ」「キラキラ」
「どよーん」「シュワァァ〜」「ブリッ」
など
擬音語・擬声語・擬態語のことです。
物や生き物が発する音・声、
何かの状態や、実際には音のない気持ち
を表す言葉を「オノマトペ」といいます。
♪ ♪ ♪
たとえば、
「このパン、美味しいですね」
よりも、
「このパン、ふわふわで美味しいですね」
「このパン、もちもちで美味しいですね」
「このパン、パリパリで美味しいですね」
の方が、
どんなパンなのかイメージがわきますね。
ほかにも
「雨がふっている」
よりも、
「雨がザーザーふっている」
「雨がしとしとふっている」
「雨がポツポツふっている」
の方が、
雨の量や状況が伝わってきますね。
「スマホを落としてアワアワ」
「スマホを落としてシュン…」
「スマホを落としてガビーン」
などオノマトペの用い方によって
スマホを落としてどんな気持ちだったのか、
いろいろな状況が想像できますね。
さらには、
「頭がガンガン痛む」
「頭がズキズキ痛む」
「頭がシクシク痛む」
といった用いるオノマトペから
疑われる病気を見立てることも研究されているそうです。
このように、
オノマトペを使うことで
・状態や状況をよりわかりやすくピシッと表現できる
・自分の気持ちについての表現がグンと幅広くなる
などが叶います。
* * *
カウンセリングの場面で
「うまく話せないんですが…」
とおっしゃる方は少なくありません。
せっかくの大事な時間なので、
うまく話してちゃんと伝えなければ!
と思われることでしょう。
でも、”うまく話す”って実は曖昧で、
しかも場面によって“うまく話す”の捉え方は違います。
カウンセリングの時間はリラックスして過ごしていただきたい
と願う心理士としては、
あなたの”気持ち”を安心して話していただけるといいなぁと思っています。
順序立てて理路整然と淡々と状況説明!というよりも、
ぜひ、オノマトペをポツポツとでも取り入れて
あなたが感じたままの気持ちをお話してみてくださいね。
* * *
次回は、
「オノマトペが不向きな場面もあるよね…ガクガクブルブル」
というお話をします。ドキッ。
ちらっと楽しみにしていてください♪
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