今年の漢字は~!
寒さがぐんと増している今日この頃ですが、
皆様、元気にお過ごしでしょうか。
毎年12月に発表される“今年の漢字”。
その年の世相を漢字一文字で表すもので、
「やっぱり!」「そう来たか〜」などちょっと話題にもなりますね。
(今年は「密」でしたね!))
私も考えてみました!
今回は、私なりの“今年の漢字”と、
それに関連して考えたことをお話しします。
* * * * *
私にとっての今年の漢字は【広】です。
【広】を選んだ理由は・・・
まずは、やはり新型コロナウイルスの感染拡大があります。
2020年は、コロナなしで語ることが難しいですね。
皆様にもそれぞれに大きな影響があり、
そこから派生してさらに影響の広がりがあったことと思います。
感染や不安の拡大という意味で【広】です。
ぱあ〜っと飲み会することもできない、
旅行だけでなく日常の外出さえも自粛ムード、
何をするにもどこに行くにもマスク必須で緊張感も伴う・・・
本当に苦痛の多い1年であったと思います。
新型コロナウイルスが世界中に広がったことは、
ネガティブな面がどうしても強いことは確かなように思います。
多くの命が奪われ、多くの制限が必要になり、
何気なかった日常さえも大きな変化を余儀なくされました。
それでも、少しでも今を楽しく生きるには、
ポジティブな面にも目を向けてみようと思うのです。
そこで、私なりの今年の漢字【広】に思いを込めました。
私は、可能性の広がりを実感できた1年でした!
* * * * *
私が見つけた、
新型コロナの影響ではあるけれどポジティブな3点
をご紹介します。
♪オンライン化が進んだこと
♪おうち時間の充実度が上がったこと
♪自他を大切に思う気持ちがぐんと成長したこと
です。
* * * * *
様々なことのオンライン化が進みました。
研修・勉強会・交流会などもオンラインで開催されるようになり、
今までなら「前後の予定が・・・」「交通費かかるなあ・・・」など
参加が叶わなかったものも、オンラインならサクッと参加できました。
(このカウンセリングルームも、オンラインも検討していますが、リアルの良さも維持したいと考えています。)
今までは、遅い時間まで仕事しがちであったり、休みの日には外に出かけたりと、
家でゆっくり過ごすことにあまり重きを置いていませんでした。
でも、「おうちで過ごそう」が広まったことで、
家での充実度を上げるアイテムにも意識が向くようになりました。
これからの人生、何があるかわかりません。
もし思うように外に出かけられない状況があったとしても、
家で出来る趣味・夢中になれることや
家での生活の一つ一つに丁寧に取り組むアイデアがあれば、
いつでもどこでも楽しめる自分でいられるような気がします。
かつての友人知人と連絡をとる機会が増えました。
「コロナ大丈夫?」「マスク送ろうか?」
「会いたいけど今は辛抱だね」など、
最初はコロナ関連の話題から始まり、
これを機にまた頻繁に連絡を取り合うようになりました。
「落ち着いたら〜に行こうね」「集まろうね」など、
懐かしさと、未来への楽しみも、時間的な広がりを感じました。
友人や知人への思いを馳せると同時に、
自分自身をじっくり振り返る時間を持つことにも繋がり、
自他を大切にする思いが広がっていくことを実感しました。
* * * * *
新型コロナはネガティブな面が本当に大きいですが、
それでも、ポジティブなことも確かにあったはず・・・!
という思いを込めて、
私の感じた無限の可能性から【広】の一字を選びました。
* * * * *
このように、
物事を多角的かつ柔軟に見ることは大事なのですが、
心理学の中でとても有名な例を一つ紹介します。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
コップにちょうど半分の量の水が入っています。
「まだ半分もある」それとも「もう半分しかない」??
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「半分もある」と認識する場合は、
わーい!やった〜!と、コップの水をゴクゴク飲むことでしょう。
「半分しかない」と認識する場合は、
あーあ、残念・・・と、コップの水をチビチビ飲むことでしょう。
これは、どちらが正しい・優れているなどの評価はしません。
自分がそう捉えたのなら、どちらでもいいのです。
でも、どう捉えるかでその時の気分も、その後の行動も変わります。
このことを知っておくだけで、
物事を様々な角度から見ることの意義が感じられる例です。
与えられた事実は同じだけれど、それをどう認識するかで、
私たちはハッピーにもアンハッピーにもなれるのです。
* * * * *
悲しいこと、悔しいこと、腹立たしいことがあった時にも、
きっと、そこから得られたプラスの何かがあるはずです。
そのおかげで見出せた価値観、再確認できた大切なことなど、
「悪いばかりじゃないな」と思えることがあるのではないでしょうか。
感染拡大の防止に努めつつ、広い心と広い視野を持ち、
今を大事に過ごしたいものですね。
今回のお話はここまで。
お付き合いいただき、ありがとうございました!
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